患者様への思い
患者様のために私たちがやるべきこと
丁寧でわかりやすい説明
治療内容や検査結果は、とにかくわかりやすく丁寧にご説明するように心がけています。
例えば血液検査の結果をご説明する時には、異常がある項目だけでなく、すべての検査項目に対して「どういうことがわかるのか」「どういう方で異常が現れやすいのか」「どういう時、注意するべきなのか」など、詳細にお伝えするようにしています。
1つ1つ詳しくご説明するには、時間がかかります。
普通、「ここの数値が高いので注意してくださいね」とだけ言われることが多いと思いますが、当クリニックでは「患者様にきちんと内容を伝えるためには、これくらいしなければいけない」と思っています。
「熱意はきっと伝わる」と思っています
詳細に治療内容や検査結果をご説明しても、患者様によっては「頭に入らない」ということもあるかと思います。
そうした場合でもこちらが一生懸命ご説明すれば、「熱心に説明してくれているな」という熱意はきっと伝わるものと思っています。
そしてそれは、患者様との信頼関係に繋がるはずです。
もちろん、ただ時間をかけてご説明するのはなく、治療内容や検査結果のポイントを押さえてお伝えするようにしています。
効率を重視したスタイルではなく、多少時間はかかっても、患者様にとってわかりやすい説明・納得のいく治療を心がけています。
早期発見・早期治療のために
治療で大切に考えているのは「早期発見・早期治療」です。そのために、超音波検査（エコー検査）を積極的に活用しています。例えば膀胱の腫瘍の場合、検査時に貯尿が十分である場合3～4ミリの大きさのものなら見逃すことなく発見することが可能です。検査時に疑わしい部分があり、生検の結果、がんとわかれば、ＣＴやＭＲＩで他への転移や侵潤度の低い場合は当クリニックの日帰り手術で対応可能です。がんなど重篤な疾患に対しては特に早期発見・早期治療を重要視していて、そのための検査には力を入れて取り組んでいます。
今の症状だけなく「原因」を考える
今ある症状を改善するだけが、治療ではありません。病気の根本原因を探り、それを取り除くことも重要となります。膀胱炎1つにしても「原因となる菌は何なのか？」「どうして再発を繰り返すのか？」ということを考えて、原因を追究し、それを除去することで再発防止に努めます。
「他の泌尿器科や内科でお薬をもらっても、すぐに膀胱炎が再発する」とご相談に来られる患者様もおられますが、お薬をもらってもすぐに再発してはあまり意味がありません。今ある症状だけでなく起因菌がなんであるか調べて、膀胱結石や膀胱がんの有無も調べて、その「原因」を考えることが大事で、そのためにも詳細な検査は欠かせないのです。
